本人がうつ病を甘えと思ってしまう

生真面目な人、責任感が強い人、几帳面な人、完璧主義者の人、自分に厳しい人はうつ病になりやすい要素を持っていると言われています。

うつ病の原因はストレスが大きく関係している事が分かっていますが、真面目で仕事熱心な人、責任感が強い人は、「自分が頑張ってなんとかしないといけない」というように、常に自分を追い込んでしまうと、ストレスのはけ口を見つけられずに、限界を超えてしまいます。

自分を甘やかさない人ほど、うつ病になりやすいという皮肉な結果となってしまうのです。

さらには、自分がうつ病だと診断されても、周囲の人よりも、自分自身で「自分の甘えがこうなる原因を作った」と余計に思いつめてしまう傾向があるため、治療に専念するには休職するか、退職して時間をかけて治療して行くのが理想です。

しかしうつ病の治療のために、仕事を休んだり辞めたりする自分を「甘え」と思い込んでしまうと、せっかく治療に専念できる環境が整っても、かえって治療を妨げてしまう事になりかねません。

最初は難しい部分もありますが、うつ病は「甘え」ではない事を理解してください。

むしろ自分に甘く、周囲にも甘えている人は、ストレスがほとんどたまらないので、うつ病になるリスクは低いと考えられます。

自分に厳しく、真面目な人ほどうつ病になりやすく、うつ病になった自分を責めてしまうのです。

うつ病の症状は個人差が大きいため、治療法も治療にかかる時間も全く違います。

共通しているのは、風邪のように短期間では治らないところです。

うつ病になって仕事を休んだり、辞めたりしてもそれは甘えではありません。

周囲の人がうつ病を甘えというのも禁句ですが、うつ病患者自信が自分は甘えていると考えたり思ったりするのもよくありません。

休養はうつ病治療には欠かせない事です。

怠けているとかサボっているのでもありません。

最初は仕事を離れた自分を責めてしまう傾向がありますが、必要なステップですから、できるだけ自分を追い込まないようにしましょう。

うつ病になると、今まで普通にやっていた事ができなくなります。

これも怠けや甘えではなく、うつ病がそうさせているのです。

ベッドから起き上がれない、体が重く動けないのも全てうつ病が原因で起こっている症状ですから、無理をしてもあまり意味がありません。

無理をすると悪化するので、動けない時はじっとしているのが治療と考えてみましょう。

少しだけ見方を変えると気持ちが楽になります。