新型うつ病とは?

うつ病には種類があって、種類により症状は変わってきます。

「新型うつ病」と言われるうつ病がありますが、これは普通のうつ病とは少し違い、正しくは「非定型うつ病」と言います。

「新型うつ病」はメディアが作った言葉であり、新型うつ病という病名は存在しません。

ただし診断を区別し、わかりやすく説明すしたりる時に、新型うつ病と言う言葉を使う事はあります。

本来は「非定型うつ病」とすべきですが、ここでは「新型うつ病」として話をしていきます。

うつ病と新型うつ病では、症状などに大きな違いがあります。

うつ病に対する理解は、少しずつ広まっていますが、新型うつ病は、普通のうつ病とは少し症状が異なるため、同じうつ病でも、怠けているとか甘えていると誤解されやすい傾向があります。

うつ病はどちらかというと、中高年の男性に多いのに対し、新型うつ病は若い女性に多く見られます。

うつ病は全体的に無気力で、何をするにも意欲がわかず、体がいうことを聞きません。

大好きだった事や趣味にも興味を示さなくなります。

新型うつ病は、嫌な事は避けるのに、好きな事には積極的です。

うつ病は朝の方が具合が悪く、午後から夕方にかけて少しずつ調子が良くなるのに対し、新型うつ病は夕方から夜にかけて調子が悪くなります。

うつ病になると食欲が低下したり、性欲が低下したりするという症状が出ますが、新型うつ病は正反対で、食欲が出るとか過食気味になる傾向があります。

性欲も増す傾向があるので、一見うつ病とは思われないのです。

多くの場合自分勝手、怠けている、喜怒哀楽が激しい人という印象を持たれやすいです、これも甘えと誤解される原因です。

うつ病は目に見えない部分で変化が起きているので、どちらも気づかれにくい、誤解されやすいのは共通しています。

大きな違いは、普通のうつ病は脳の神経伝達物質のセロトニンが減少する事ですが、新型うつ病は脳の機能が低下している事です。

脳で起こるところは同じですが、うつ病は無気力になりやすいのに対し、新型うつ病は喜怒哀楽が激しくなるので、無気力に見える時は怠けていると誤解されやすいです。

興味がある事にすら気力が低下しているので、面倒に感じてしまううつ病に対し、新型うつ病は、好きな事には積極的に取り組むので、これも怠けているとしか思われないのです。

うつ病も新型うつ病も、「うつ病」というカテゴリでは同じですが、症状はまるで違います。

今までのうつ病とは違う事から、新型うつ病と呼ばれるようになりました。

■参考記事 ≫≫特に若手の間で増加中 「非定型うつ病(新型うつ)」に会社はどう対処するか | エヌ・ジェイ出版販売